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社員旅行を拒否する社員に参加を強制できるか?
   毎年、慰安のために社員旅行を福利厚生の一環として行っているが、これを拒否する社員がいるのだが、参加を強制することはできるのだろうか?
  社員の慰安のために社員旅行を行っている企業も多いと思いますが、最近は、社員旅行に参加したくないという人も増えてきています。

  では、そのような従業員に社員旅行を強制させる事ができるのでしょうか?

  一般には、福利厚生の一環のために参加は任意とされています。
  しかし、社員旅行が毎年通例で、社員旅費も給料から天引きされており、今までも全員参加であったという場合には参加を強制することができます。
  この場合には、参加した者は出勤、不参加の者は欠勤として処理する必要があります。

  ただし、体調の不良や家族の介護の為に旅行に参加することができないなどの合理的理由がある場合には、それなりの配慮をする必要があることは言うまでもありません。

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